【国語】関西大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?

 

関西の難関私立大学である関西大学。関西大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では関西大学の国語入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。関西大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

関西大学の国語について

関関同立の一角、関西大学の国語試験について記述していきます。今回は、2020年度入試における国語の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 配点:150点
  • 試験時間:75分
  • 問題数:大問2題(論説・評論文、古文)、うち小問16〜20題
  • 形式:全問マーク式(学部個別日程のみ一部記述式問題)

 

大問ごとの問題について紹介とオススメ参考書

大問ごとの問題内容や対策するべき内容、おすすめの参考書や全体の傾向と問題について紹介していきます。

全体の傾向

  • 設問に傍線が引かれていない
  • 関関同立の中では、文章量が比較的多い(大問1が5ページ程度、大問2が2ページ程度)

大問1:現代文

[全学部日程]
問1〜問7内容説明問題
  • 内容説明問題が中心。
  • step1. 本文内容が理解できるようにする。(『最強の現代文』等)
  • step2. 問題の解き方を理解する。(『現代文記述問題の解き方』等)
問8漢字問題(5問)
  • 同音異義語問題が中心。
    (毎度の漢字問題をしっかり勉強すれば、新たな問題集を取り組む必要はないと考えられる。)
[学部個別日程]
問1漢字書き取り
  • 「書き」問題であるため、読書や漢字学習を取り組むことが望ましい。
問2〜問6内容説明問題
  • [全学部日程]と同じ
問7漢字問題(5問)
問8記述問題(50字)
  • 内容説明の最後の問題以降が聞かれている範囲であることが多い。
  • (内容説明問題のstep2の動作が求められているといえる。)

 

大問2:古文

[全学部日程]
問1〜問10内容説明問題
  • 概ね本文訳を聞いてくる問題
  • 基本的な単語や文法の理解があれば難しくはない
    • 学校準拠の単語帳や文法書で問題はないので、とっつきにくければ、『古文教室』や『実況中継』が使いやすい
[学部個別日程]
問1〜問8内容説明問題
  • [全学部日程]と同じ
問9傍線部の現代語訳
  • 単語はもちろんのこと、助詞や助動詞、敬語を理解しておく必要があり(『実況中継』等を用いた深い理解が求められる。)

 

 

大問ごとの学習・対策方法

傾向

大問1
評論からの出題が多く、内容的には文化論を中心に、メディア、心理、教育、経済、など幅広いテーマから出題されています。出題内容は記述式、マークセンス法とも内容説明が中心です。問題文には傍線を施さずに内容説明を求める形で出題されています。漢字の問題は記述式2問、選択式5問が出題されています。空所補充などの部分的な設問は出題されておらず、文章全体が読めているか、文章の趣旨が把握できているかを問う良問が多くなっています。(引用:関西大学 法・経済・商学部ー(中略)ー学部個別日程 2019)

大問2
中古・中世の作品から出題が多くなっています。ジャンルは物語からの出題が多く、ストーリー性のある比較的長い文章が出題されています。設問は、文法や語彙などの正確な知識を土台とした内容の力を問う問題が中心でありますが、設問そのものが文章読解の手助けともなるので、本文を一読して理解できなくても、落ち着いて考えれば解答にたどりつくことができます。口語訳以外は傍線を施さない形式なので、該当箇所を見つけて答えていく必要がありますが、その箇所を正確に訳せば解答できるものが多くなっています。(引用:関西大学 法・経済・商学部ー(中略)ー学部個別日程 2019)

難易度

例年、設問内容と選択肢については標準的なものが出題されています。問題文自体の難易度によるところはありますが、全体として標準レベルの問題です。(引用:関西大学 法・経済・商学部ー(中略)ー学部個別日程 2019)

対策

大問1
評論対策として、日頃から新書やブックレットなど手頃な評論に親しんでおくことが必要があります。また、最近の書籍や雑誌からの出題も多いので、時事問題に興味をもって新聞のコラムや文化欄などに目を通すこと心がけましょう。問題演習は、問題文の長さやマークセンス法の練習という点で、センター試験の過去問が適当です。また、他学部の過去問を解いてみるのも効果的です。正確の選択肢には必ず本文中に根拠となる記述があるので、丁寧に本文を表現や文脈と照らし合わせて、確実に読む力をつけていきましょう。記述式の対策としては、要旨などを問う小論文の対策書を使って練習するのも有効です。(引用:関西大学 法・経済・商学部ー(中略)ー学部個別日程 2019)

大問2
基本的に中古・中世の作品で物語性のあるものが出題の中心でありますが、ジャンルを問わずさまざまな作品を読んでおきましょう。そこで基本古語、助動詞、助詞を中心とした文法事項、敬語法などを身につけましょう。比較的長文が出題出題されることが多いので、文章全体の概要をさっとつかめるような練習をしておきたいです。問題文の量・質が似ているので、現代文同様、センター試験対策の問題週や過去問を解いてみるのも良いです。また他学部の問題に当たることも有効です。和歌を中心にした文章がよく出題されているので、和歌の解釈や修辞には慣れておく必要があります。さらに、いわゆる古文常識についても、国語便覧などを使ってこつこつ知識をつけておきましょう。(引用:関西大学 法・経済・商学部ー(中略)ー学部個別日程 2019)

 

全体のまとめ

関大国語は、他の関関同立の国語と異なり、問題文に傍線が振られていないこと、問題文が長いといった特徴です。一方で内容に関しては他の関関同立に比べ、問題として聞かれている内容が単調であるため対策しやすいといえます。基本的な事柄を愚直に取り組むことで、合格が近づくでしょう。

 

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