【日本史】立命館大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?


  関西の難関私立大学である立命館大学。立命館大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では立命館大学の日本史入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。立命館大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

立命館大学の日本史について

関関同立の一角、立命館大学の日本史試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における日本史の試験概要を見ていきましょう。   【試験概要】
  • 試験時間: 80分
  • 配点: 100点 
    • 小問1問2点程度
  • 問題数: 年度によって多少異なり45〜55問程度
  • 出題形式: 語句記述がメイン
  • 出題時代・分野:原始〜戦後まで幅広く出題。時代を跨いだテーマ史的な出題が多く、近現代では第二次大戦後からの出題もよく見られるので注意が必要。
  • 問題構成: 大問3題
【各大問で出題される問題】
大問123
2020「原始社会」 語句記述9問 選択問題6問「室町時代の政治・経済」 語句記述9問 選択問題6問「近世〜近代の教育」 語句記述12問 選択問題8問
2019「原始〜古墳時代の信仰と埋葬」 語句記述11問 選択問題4問「中世〜近世の農業」 語句記述9問 選択問題6問「近世〜近現代の史学と思想」 語句記述13問 選択問題7問
2018「原始時代の発掘調査」 語句記述8問 選択問題7問「中世〜近世の一揆」 語句記述10問 選択問題10問鉄道史 語句記述10問 選択問題5問
  【各大問・小問の配点】
  • ①大問1―3〜4割程度
    • 原始・古代
    • 総設問数は15問程度で、半数〜6割程度が語句記述問題・残りが選択問題
    • 詳しい配点は不明だが1問2点程度
  • ②大問2―3〜4割程度
    • 中世〜近世
    • 総設問数は15〜20問程度、半数〜6割程度が用語記述問題・残りが選択問題
    • 詳しい配点は不明だが1問2点程度
  • ③大問3―3〜4割程度
    • 近現代、テーマ史
    • 総設問数は15〜20問程度、6〜7割程度が用語記述問題・残りが選択問題
    • 詳しい配点は不明だが1問2点程度
【受験者平均点と目標得点率】 以下2020年度の学部・学科ごとの合格最低得点率(全科目の合計)になっています。学部・学科ごとに違いはありますが全体として65〜75%程度になっています。これらを踏まえて、全学部入試の日本史では最低でも得点率7割、出来れば8割以上を目指しましょう。
学部学科合格最低得点率
法学部法学科0.706
産業社会学部現代社会学科現代社会専攻67.5%
産業社会学部現代社会学科メディア社会専攻67.5%
産業社会学部現代社会学科スポーツ社会専攻66.6%
産業社会学部現代社会学科子ども社会専攻69.1%
産業社会学部現代社会学科人間福祉専攻67.5%
国際関係学部国際関係学科72.0%
文学部人文学科人間研究学域71.3%
文学部人文学科日本文学研究学域70.0%
文学部人文学科日本史研究学域72.5%
文学部人文学科東アジア研究学域70.0%
文学部人文学科国際文化学域71.4%
文学部人文学科地域研究学域0.706
文学部人文学科国際コミュニケーション学域0.729
文学部人文学科言語コミュニケーション学域0.75
映像学部映像学科71.3%
経営学部国際経営学科72.8%
経営学部経営学科71.3%
政策科学部政策科学科68.4%
総合心理学部総合心理学科72%
経済学部経済学科国際専攻69.7%
経済学部経済学科経済専攻68.4%
スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科0.681
食マネジメント学部食マネジメント学科67.5%
 

大問の詳細とその解き方

  • 選択問題
  • 正誤問題
  • 語句記述
選択問題 4択形式のものが多いですが、問われている内容は多様で「間違っているもの」や地図・図表などを用いた出題も見られます。そのため、ただの暗記だけでなく視覚的に学習すること、そして問題文を注意深く読むことが何より重要です。 正誤問題 選択肢においてどの部分が正しいか、どの部分が間違っているのかの判断を行っていくことを意識しましょう。また、過去問や問題集の演習を通じ特に問われやすい事項について把握しておくことも有効だと思います。 語句記述 立命館大学における出題のメインです。設問の一部として問われる場合と、本文の空欄補充形式になっている場合があります。漢字が紛らわしく間違いやすい用語なども出題されているため、教科書に掲載されている基本用語については確実に書けるようにしておきましょう。  

大問ごとの学習・対策方法

大問1 大問1では例年原始〜古墳時代から出題されています。宗教などの社会情勢、中国との関係性などに関する設問も見られるので、ただ単語を暗記するだけでなく時代の流れ全体を理解し、その中で個々の事項を頭に入れていくと良いでしょう。 大問2 大問2では主に中世〜近世から出題されています。ここ数年は「農業」「一揆」など社会経済に関するものが頻出になっていますが、そのほかに政治史からも出題が見られます。これらの分野を中心に学習を進めていきましょう。 大問3 大問3では近世〜近現代に至るまで広い範囲から出題されています。テーマ史からの出題が多く、特に戦前や戦後の文化史など対策が手薄になりがちな箇所についても問われるので学習の際は政治外交史などの主要な分野に加えて文化史の対策も忘れずに行うようにしましょう。 全大問を通じて用語記述問題が多く出題されているので、主要な用語については漢字で正確に書けるようにしておきましょう。   ▼おすすめ参考書 「山川 詳説日本史B」 多くの人が使うであろう教科書です。知識レベルとしてはここに載っている内容が全て理解できていればほとんどの問題には対応できるので、学習の基本にしましょう。一度読むだけでなく何周もしてその中で徐々に知識を覚えていくと良いでしょう。本文だけでなく、掲載されている図表や注釈、地図からも出題されることがあるのでくまなく読み込みましょう。 「山川 日本史用語集」 辞書的な位置づけです。選択問題等で教科書レベルを越える用語が出てきたときなどに用語を参照する際に利用しましょう。また、基本レベルの用語でも選択肢で問われそうな説明の仕方になっているので気になった語句は積極的に調べると良いでしょう。 「日本史B 一問一答完全版」「スピードマスター日本史問題集」 教科書のみの学習だとインプットに偏りがちになってしまうため、実際に覚えられているか確認するために使いましょう。教科書レベルに加えてやや細かい知識まで一気に覚えてしまいたいという場合は「一問一答完全版」、教科書の内容が身についているかの確認を重視したい場合は「スピードマスター」を使うと良いでしょう。立命館大学では特に近現代の文化史に注意しましょう。 「実力をつける日本史100題」 難関私大向けの日本史問題集です。教科書や一問一答の内容をしっかりと身につけ、過去問演習に入ることが多いと思いますが、過去問だけでは問題のボリュームが足りなかったり、より難易度の高い問題に挑戦したい場合は是非取り組みましょう。  

最後に

立命館大学全学部入試の日本史については以上になります。立命館大学では、選択式の問題だけでなく用語記述問題も多く出題されるので用語を覚えるだけでなく書けるようにしておきましょう。また、原始古代や戦前・戦後の文化史など対策が手薄になりがちな分野からの出題もあるので、頻出箇所を中心に全時代・全分野について穴のない学習を心がけましょう。  

その他の科目対策

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