関西の難関私立大学である立命館大学。立命館大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では立命館大学の世界史入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。立命館大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。
立命館大学の世界史について
関関同立の一角、立命館大学の世界史試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における世界史の試験概要を見ていきましょう。
【試験概要】
- 試験時間: 80分
- 配点: 日程によって異なる
- 問題数: 50問
- 出題形式: 記述式
- 問題構成: 大問1〜4
【各大問で出題される問題】
- 大問1〜4
- A 空所補充問題
- B 正誤選択問題
- C 一問一答形式問題
【各小問で主に求められる能力】
- A 空所補充問題 →文章から語彙を推測する力
- B 正誤選択問題 →文の正誤判定力
- C 一問一答形式問題→一問一答解答力
【各大問・小問の配点】
- ① 大問1→約25%
- A 空所補充問題→各2%ほど
- ② 大問2→約25%
- A 空所補充問題→各2%ほど
- C 一問一答形式問題→各2%ほど
- ③ 大問3→約25%
- A 空所補充問題→各2%ほど
- ④ 大問4→約25%
- A 空所補充問題→各2%ほど
- B 正誤選択問題→各2%ほど
- C 一問一答形式問題→各2%ほど
(※入試年度や日程、設問数などによって配点に差があります。)
【受験者平均点と目標得点率】
立命館大学は、入試各科目の平均点や合格最低点などを公開していません。2020年度の入試結果データに公開されている文系三科目の合格最低点は得点調整後で高い学部だと約75%、多くの学部は約70%です。過去問演習の際は、素点で75%獲得することを目標に勉強しましょう。
各大問の詳細とその解き方
大問1〜4
- A 空所補充問題
- B 正誤選択問題
- C 一問一答形式問題
大問1〜4は、あるテーマに関する文章の空所に適切な語彙を挿入する問題がメインに出題されます。それ以外には、テーマに関する記述の正誤を選択する問題や一問一答形式の問題が出題される場合があります。問題は、基本的な事項を中心に幅広い分野から出題されます。文化史の分野では細かい知識が求められる場合もあるので細かく確認しておく必要があります。文章のテーマは年度や日程によって異なりますが、単元別の出題率に大きな偏りはありません。
A 空所補充問題は文章中に設けられた空所に解答を記載する問題です。基本的な語彙を暗記し、理解する力と、文章中のキーワードから解答となる語彙を推測し、それを正しく記述する力が求められています。解答となる語彙とよくセットで出てくる語彙や周辺知識などをヒントにして解答を導き出しましょう。空所補充問題は一つの大問につき5問以上用意されていることが多いので、問題になっている部分を自信を持って解答することが出来ない場合やわからない場合は、他の空所の解答をヒントに解答を推測してみましょう。
B 正誤選択問題は選択肢の中から正しいものor間違っているものを選択する問題です。基本的な歴史的事実を正しく理解し、設問に合う解答方法で解答しましょう。選択肢の中にある用語の正誤が問われている問題もあれば事実そのものの正誤が問われている問題もあります。
C 一問一答形式問題はその名の通り一問一答の形式で出題される問題です。この問題を解くためには「リード文」を読んで解答を導き出す力を養う必要があります。「東進 世界史B 一問一答」や「山川 世界史B 一問一答」を使用して一問一答形式の問題に慣れ、リード文から解答を推測する力を養いましょう。
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