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共通テスト政治・経済の対策と問題傾向・時間配分まで徹底解説!


共通テストは、これまでの入試とは異なる出題傾向になるので注目されています。全科目の中でも社会は、変化がわかりやすい科目になっています。今回は、共通テスト政治・経済の対策と問題傾向を解説していきます。今後の出題傾向と対策も説明しているので、参考にしてください。

大学入学共通テスト 政治・経済の問題の難易度と出題傾向

政治・経済は、社会の中でも日頃の生活に関連することや時事問題が、出題も少なくありません。出題の難易度や傾向には、どのような影響があるのでしょうか?ここでは、共通テスト政治・経済の問題の難易度と出題傾向について説明していきます。他の社会と選択科目を迷っている受験生も参考にしてください。

【共通テスト政治・経済の難易度】

  • 2020年度センター試験の平均点 53.8点
  • 2021年度共通テストの平均点 57.0点

2020年度のセンター試験と2021年度の共通テストの平均点を見ると、政治・経済の難易度は高いと考えられます。受験者数が決して多くないだけに厳しい結果になります。社会は共通テストで新傾向の出題が目立っていますが、政治・経済は特にその傾向が強くあらわれています。難易度に関しては、標準レベルになっています。

【共通テスト政治・経済の出題傾向】

共通テスト政治・経済の出題傾向は、従来型と新形式の問題がバランス良く出題されています。共通テストの特徴でもある知識力に、読解力や思考力を求める傾向が目立ちます。教科書範囲の知識面を充実させることはセンター試験同様の対策方法ですが、時事問題や政治・経済に関する知識を活用できる力が得点へのポイントになります。

共通テスト 政治・経済の出題内容と配点

2021年度共通テスト政治・経済の全体的な出題傾向や難易度がわかったところで、少し細かく出題内容や配点にも注目していきます。

  • 第1問 望ましい社会の姿
    • 配点 24点 平均点 10.4点

第1問の難易度は標準レベルの内容ですが、計算問題と複数解答が必要な問題がありました。通常の単一解答と比べると時間を要するのが特徴です。計算問題は、ミスにつながる危険性があります。複数解答も正解すべてが解答できる知識力が求められるので、平均点が低くなったと考えられます。

  • 第2問 法と人権、統治機構
    • 配点 26点 平均点 12.8点

第2問は、裁判員制度などを含む裁判に関する問題が出題されています。問題文が長文なので、読解力を求める新形式の問題です。利用されている複数の資料が、専門書を用いているので難しく感じた受験生も多いと思います。後半の問5は知識問題でしたが、問6は模式図を用いた新しいスタイルの問題でした。

  • 第3問 現代の経済状況
    • 配点 26点 平均点 12.4点

問3は、労働問題・財政と金融・国際経済に関連する問題です。全体的にセンター試験タイプと共通テストタイプの問題がバランス良く出題されています。出題内容は決して難しくはありませんが、資料に貸借対照表を使用するのは珍しいケースです。見慣れない資料と計算で、時間を要する問題になっています。

  • 4問 日本による発展途上国への開発協力のあり方
    • 配点 24点 平均点 16.9点

第4問は、共通テスト形式の読解力と論理的判断力を求める出題になっています。模式図を用いる出題形式は、センター試験ではあまり見られなかった問題です。共通テストの特徴は、会話文や授業形式を意識した出題が多くなっていることです。思考力や判断力だけでなく、読解力が必要な出題が目立ちます。

共通テスト 政治・経済の対策


共通テスト政治・経済は、全科目の中でも新形式の出題傾向を利用しやすい科目になります。日頃の生活にも関わることから専門分野まで幅広い知識と応用力が必要です。教科書や資料集を中心に考えるのは受験対策として間違ってはいませんが、高得点を狙う受験生は更に踏み込む必要があります。ここでは、共通テスト政治・経済の対策を大問別に説明していきます。2021年度の出題傾向は今後も続くと思うので、参考にしてください。

政治・経済 大問別の対策と勉強方法

  • 第1問 望ましい社会の姿

正答率を見ると第1問から受験生の基礎知識と共通テスト対策を試すような内容になっています。このバランスが今後も続くのではないかと予想できます。センター試験の過去問題と類似している問題も多いので、過去問題対策は有効です。新形式の出題もある程度似ている問題が出題されると考えられます。

  • 第2問 法と人権、統治機構

共通テストの出題傾向で、もっとも特徴的な内容になっています。複数の資料を読み取る力と考察力を求める内容は今後も必須になるはずです。教科書や資料集を利用した基本知識はもちろん必要ですが、資料を読み取れる力は確実に身につけなくてはなりません。特に専門的な用語や知識には注意が必要です。

  • 第3問 現代の経済状況

経済や時事に関する出題は、今後も継続されることは間違いありません。センター試験で必要になる知識に加えて、正しく資料を読み取る力が必要になります。日頃から新聞やニュースを読むことをオススメします。ニュースや新聞で得た情報と教科書で覚えた知識を関連づけることも重要です。

  • 第4問 日本による発展途上国への開発協力のあり方

正答率が高かった問題ですが、読解力と論理的な判断が必要な内容です。最終問題にも関わらず高い正答率だったのは、受験生を素直に褒めるべきだと思います。共通テストの特徴でもある会話文や事業風景を意識した出題は、問題を難しくしてしまうケースもあります。日頃の学校でおこなわれている授業内容も充分に利用するべきです

政治・経済の勉強方法

政治・経済の対策方法の基本は、教科書と資料集による基礎学力と知識の定着です。そこに関連付けて応用力をつけて高得点を目指すことになります。共通テスト仕様の対策も必要ですが、センター試験の過去問題をおこなうことで得点力を増すことができます。学校でおこなう課題探求型の授業も重要になります。

政治・経済の時間配分

共通テスト政治・経済の時間配分は、全体的にバランスを取ることが重要になります。基本的にセンター試験形式と共通テスト形式が、すべての大問でバランス良く出題される傾向が予想できます。大問の内容が変わることを想定して、出題内容によって時間配分を決めていく必要があります。特に複数の資料や計算問題等がある場合は、冷静に解くために多めの時間配分が必要です。

60%程度を目指すのであれば、自分の得意な分野に力をいれることもできますが、あくまでも高得点を狙うことを前提に考えると全ての問題を均等に考えなくてはなりません。時間配分は、過去問題や模試はもちろん類題を多く解くことで計算できるようになります。後半部分で焦ることがないようにゆとりを持った時間配分を考えてください。

政治・経済 オススメの解く順番は?

共通テストの政治・経済を解く順番は、基本的に問題順に解くことをオススメします。マーク式のテストは、リスクを考えると順番に解くのが基本です。受験生の目標点によって解く順版を変える効果もありますが、政治・経済は見た目だけで問題の難易度を判断することは簡単ではありません。複数の資料や会話文があると難しく見えることもありますが、求める内容は基本レベルということも少なくありません。もちろんその逆もあるので注意が必要です。共通テスト政治・経済に関しては、解く順番のメリットとデメリットを考えると順番どおりに解くのが理想になります。

共通テスト 政治・経済の目標点数

難関大学の合格を考える場合は、どの科目も80%以上を目安にする必要があります。難関国公立や難関私大は85%~90%以上がボーダーになることも少なくありません。

私立大学の「上智大」「東京理科大」「明治大」「青山学院大」「立教大」「法政大」「中央大」「関西学院大」「関西大」「同志社大」「立命館大」を目指すのであれば、80%~85%を目標にする必要があります。国立の「東京大」「京都大」「北海道大」「東北大」「名古屋大」「大阪大」「九州大」や私立の「早稲田大」「慶應大」を目指すのであれば、90%以上が必要です。

  • 政治・経済が得意な受験生 90点以上
  • 政治・経済が苦手な受験生 80点以上

大学入学共通テスト政治・経済で9割を目指す!オススメの問題集と参考書!

大学共通テスト政治・経済で9割を目指すには、基本知識を確実にする必要があります。その上でニュースや新聞などの情報と知識を関連付けることをオススメします。ここでは、共通テスト政治・経済で9割を目指すためにオススメする参考書や問題集を紹介します。好みもあると思いますので、自分に適した物を見つけてください。

  • 共通テスト政治・経済集中講義

センター試験をもとに共通テスト用につくりなおされた一冊です。講義タイプの参考書ですが、演習問題もあるのでオススメできます。

  • 2021年入試用重大ニュース 時事問題に強くなる本

この資料集は本来「中学受験」「高校受験」向きにつくられていますが、大学受験にも充分対応できます。日頃からニュースや新聞を読む習慣をつけることをオススメします。

  • 政治経済一問一答 【完全版】2nd edition

定番の一問一答シーリーズです。センター試験対策に必須とも言えるこの一冊ですが、共通テストでも基礎知識を充実させるために必要な問題集になります。

  • 大学入学共通テスト 政治・経済の点数が面白いほどとれる本

一見すると易しそうですが、実は初心者向けではありません。教科書の内容を更に追求したい受験生向けの一冊にさります。

  • 過去問題全般

各社から発売される過去問題と模試の振り返りは必須になります。過去問題は、好みもあるので特定はしませんので見比べて選ぶことをオススメします。

 

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他科目の対策

国公立大学おすすめのコース

特に国公立大学志望の方は共通テストの対策が必須になります。アクシブアカデミーでは「難関国公立コース」では基礎から合格できるレベルまで学力を上げることができるコースとなっています。共通テストから各大学の2次試験対策も行っています。気になる方は下記リンクをご確認ください。

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