地理探究のおすすめの参考書ルートをわかりやすく解説します。これから地理探究の勉強を始める人や共通テストを使った入試を受験する人などの特に参考にしていただきたいです。使い方もあわせて解説していますので、ぜひご覧ください。
地理探究のルートについて
地理探究の特徴
旧課程の地理Bに相当します。地理Bと地理探究の学習内容自体に大きな変化はなく、地理Bの参考書も使用できます。地理Bと同様、「系統地理」と「地誌」に分かれていて、系統地理では地理的な事象の原理(なぜ地域で気候や主要産業、資源が違うのか、など)を学び、地誌では系統地理の知識を応用しながら実際の地域の地理的な特色を学んでいきます。暗記量は多くないものの、試験中によく考えながら解く必要のある問題が多いのが特徴です。
地理探究の学習について
★地理Bの教材との互換性
地理探究の参考書はまだあまり発売されておらず(2024年5月初旬時点)、学習内容を考えても地理Bの参考書を問題なく使用できます。ただし、日本の観光についてなど、しばしば地理Bの参考書にはない記述が地理探究の教科書には見られます。そのため、現代の日本に関する記述を中心に、教科書もチェックしておく必要があるでしょう。
★地理探究を突き詰めるためには、細かな学習が必要
難関ランク以上の二次試験になると、理解本だけでなく資料も読み調べないと得点できない問題が試験で出題されることがあります。地理探究を二次試験で使用し、また配点が高い場合は、教科書や資料集を必須で確認してください。
地理探究MAP
ルート種別
どの到達レベルの生徒でも、基本は同じ参考書を通過(当然カスタムすることもあるが、軸は同じ)。ランクを上げる=参考書を追加する。主要科目など、時間をかけて基礎に穴がないように固めていく科目に多い。
到達レベルによって、使用する参考書の組み合わせが異なる。ランクを上げる=参考書がそもそも異なる。副教科など、参考書の種類が多く(理解本・資料集・まとめ本・演習用問題集・一問一答…など)、なるべく少ない参考書数で効率よく終わらせたい科目に多い。
※これら2つの考え方を、同じ科目内で両方使うことも多い。最初に使うインプットの数冊はセット方式、問題集は積み上げ方式、など。
★地理探究では、ランクごとにセットを用意★
地理探究では、どの参考書もひと通りの内容を学習できるようになっているため、1冊ずつボリュームがあります。そのため、ランクを上げるごとに新しい参考書で学び直すことがないよう、ランクに合った参考書や範囲を組み合わせ、なるべく時間がかかりすぎないルートを作成しました。
地理探究の参考書ルート【共通テストセット】
共通テストセット 基礎・標準ランク45h or 43h
- 理解本:以下のどちらかを選ぶ
『きめる!共通テスト地理』(学研) 16.5h ※平易で丁寧な語り口の解説で学習したい
『共通テスト地理集中講義[地理総合,地理探究](改訂版)』(旺文社) 14.5h ※地理総合の確認も同時にしたい人
- 問題集:『共通テスト新課程攻略問題集(地理総合・地理探究)』(教学社) 10.5h
- 資料集
『新詳高等地図(2023年版)』(帝国書院) 5.5h
『新詳地理資料COMPLETE(2024)』(帝国書院) 12.5h
基礎ランク・標準ランクまでで地理選択の場合は特に、他科目に比べて地理に時間をあまり割けない生徒が多いこと、またそもそも地理は理系から文転した生徒が使用することもしばしばあることを踏まえて、できる限り時短したルートになっている。後々余裕があれば、追加の問題集まで解くのがおすすめ。
共通テストセット 基礎・標準ランクルートまとめ
【所要時間】14.5h ①理解本 ②地理総合、地理探究の内容を1冊で、時間をかけずに学習できる理解本です。各テーマに問題がついているため、理解度を確認しながら学習できます。基礎・標準ランクの理解本の1冊として、短時間で終わらせたい生徒向けに採用しました。 ③地理用語の解説が非常に簡潔なので、学校で地理を履修していない生徒や、授業の理解度に不安がある生徒は『きめる!共通テスト地理』等の解説が充実した理解本を使用することをおすすめします。赤字は超重要用語なので、赤シートで隠して繰り返し確認しましょう。
【所要時間】10.5h ①共通テスト対策問題集 ②センター試験・共通テストの過去問を分野別に解くことができる問題集です。理解本で系統地理・地誌の学習を終えた生徒が本書を解くことで、共通テストの傾向や出題形式を知り、問題を解くのに必要な思考力を身につけることができます。また分野別の出題のため、得意な分野と苦手な分野を把握することに役立ちます。共通テストの過去問演習を始める前に取り組む問題集として優秀であるため、本書を採用しました。 ③共通テストで地理を使う基礎・標準ランクの生徒で、時間がなくどれか1冊しか問題集をできないとしたら、本書がおすすめです。各章のはじめにその章で扱う分野の要点まとめがあるので、そこで覚えていないことが多くあった場合は問題演習に入る前に理解本を読み直しましょう。答え合わせの時には解説にきちんと目を通し、同じ考え方で解くことができていたか、不足していた知識はなかったか確認してください。
【所要時間】5.5h ①地図帳 ②志望校のレベルを問わず、地理の学習に地図帳は必須です。国名・地名を覚えて位置関係を把握することは勿論、気候や産業などの情報を地図上に書き込むことで、視覚的に覚える使い方も効果的です。本書は高校生向けの地図帳で最も使用されているもので、一般の地図だけではなく主題図も豊富に掲載されているためルートに採用しました。 ③地理を学習する時には常に本書を机上に開いておくことをおすすめします。特に地誌の学習中にはその地域のページを開き、重要な地名にチェックをつける、覚えたい情報を書き込むなどして活用しましょう。なお、学校で他の地図帳を使用している場合は代用可能です。
共通テストセット 難関・最難関ランク120.5h〜135.5h
可能であれば、問題集の小区切りに合わせて併用
- 理解本:『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本(改訂版)』(KADOKAWA) 34.5h
- 問題集:『共通テスト地理B 超重要問題の解き方』(KADOKAWA)
難関ランク〈易・やや易・標準〉 52h
最難関ランク64.5h
- 資料集
『新詳高等地図(2023年版)』(帝国書院) 5.5h
『データブック オブ・ザ・ワールド 2024 (vol.36)』(二宮書店) 16h
+
- 『新詳地理資料COMPLETE(2024)』(帝国書院) 12.5h ※共通テストまでの人
or - 『新詳資料 地理の研究(2021年版)』(帝国書院) 15h ※二次試験で地理探究を使う可能性がある人
地理探究は基本的に暗記量が少なく効率の良い科目だが、高得点を狙う場合はかなり丁寧な学習が必要になる。基礎・標準ランクに比べてかなりボリュームがあるが、基礎・標準ランクがかなり時短したルートであるうえに、このルートも理解の早さ次第でもう少し時短できる。
共通テストセット 難関・最難関ランクルートまとめ
【所要時間】27.5h ①問題集 ②系統地理編における共通テストで頻出の重要問題がテーマごとに本番と同じ4択形式で易・やや易・標準レベルは全161題掲載されています。豊富な問題量と問題の質の高さ、各選択肢に対して詳細に書かれた解説によって共通テストで高得点が狙える4択の考え方が身につくのはもちろん、二次試験レベルにもつながる地理的思考力を養うことができるため、本書を採用しました。 ③問題は易・やや易・標準・やや難・難の5つのレベルに分かれており、ここでは難関大を目指す人として易・やや易・標準レベルの問題を9割以上正答できるようになるまで繰り返し演習することが理想です。問題量が多いので、自分のレベルに応じた問題や苦手なテーマだけを選択して演習するという使い方も効果的でしょう。
【所要時間】24.5h ①問題集 ②系統地理編における共通テストで頻出の重要問題がテーマごとに本番と同じ4択形式で易・やや易・標準レベルは全129題掲載されています。豊富な問題量と問題の質の高さ、各選択肢に対して詳細に書かれた解説によって共通テストで高得点が狙える4択の考え方が身につくのはもちろん、二次試験レベルにもつながる地理的思考力を養うことができるため、本書を採用しました。 ③問題は易・やや易・標準・やや難・難の5つのレベルに分かれており、ここでは難関大を目指す人として易・やや易・標準レベルの問題を9割以上正答できるようになるまで繰り返し演習することが理想です。問題量が多いので、自分のレベルに応じた問題や苦手なテーマだけを選択して演習するという使い方も効果的でしょう。
【所要時間】32.5h ①問題集 ②地誌編における共通テストで頻出の重要問題が地域別に本番と同じ4択形式で全177題掲載されています。豊富な問題量と問題の質の高さ、各選択肢に対して詳細に書かれた解説によって共通テストで高得点が狙える4択の考え方が身につくのはもちろん、二次試験レベルにもつながる地理的思考力を養うことができるため、本書を採用しました。③問題は易・やや易・標準・やや難・難の5つのレベルに分かれており、ここでは最難関大を目指す人として全てのレベルの問題を9割以上正答できるようになるまで繰り返し演習することが理想です。問題量が多いので、自分のレベルに応じた問題や苦手なテーマだけを選択して演習するという使い方も効果的でしょう。
【所要時間】5.5h ①地図帳 ②志望校のレベルを問わず、地理の学習に地図帳は必須です。国名・地名を覚えて位置関係を把握することは勿論、気候や産業などの情報を地図上に書き込むことで、視覚的に覚える使い方も効果的です。本書は高校生向けの地図帳で最も使用されているもので、一般の地図だけではなく主題図も豊富に掲載されているためルートに採用しました。 ③地理を学習する時には常に本書を机上に開いておくことをおすすめします。特に地誌の学習中にはその地域のページを開き、重要な地名にチェックをつける、覚えたい情報を書き込むなどして活用しましょう。なお、学校で他の地図帳を使用している場合は代用可能です。
【所要時間】17.5h ①資料集(統計) ②地理のあらゆる分野の最新統計を網羅した統計集です。共通テストを筆頭に地理科目では統計の知識を使う問題が頻出です。日頃から最新の統計に目を通しておくことで対策するために、本書を採用しました。 ③全ての統計に目を通す必要はありません。問題集や過去問で統計が出てきた時に本書を開くようにしましょう。頻出の統計は上位の国を覚え、日本はどのあたりかを確認しておきましょう。系統地理と地誌の知識を利用して理由を考察すると、地理的なものの見方が鍛えられます。なお、学校で同様の内容の資料集を他に使用している場合は代用可能ですが、地理の資料集には種類がいくつかあるので注意してください。
【所要時間】12.5h ①資料集 ②豊富な写真や地図、統計データを掲載している資料集です。基礎的かつ重要な事項に紙幅が多く割かれており、共通テストレベルまでの学習に最適なため採用しました。新課程では資料問題が重視されることから考えても、時間に余裕がある場合は目を通しておくことに損はないでしょう。 ③写真や地図を通して地理的事象や世界の生活文化のイメージを掴んでいきます。教科書や理解本と比べると情報量が多いため、通読はお勧めしません。問題集や過去問で出題された内容を詳しく調べたいときや、苦手な単元を補強したいときに読むのがおすすめです。なお、学校で同様の内容の資料集を他に使用している場合は代用可能ですが、地理の資料集には種類がいくつかあるので注意してください。
【所要時間】15h ①資料集 ②難関大を地理で受験する生徒向けの資料集です。難関大の記述・論述問題は用語の高度な背景知識や時事の知識を要求するため、教科書や理解本の内容のみでは不足することがあります。本書は類書と比較して発展的な内容を多く含むため、難関・最難関ランクの資料集として採用しました。本書は共通テストセットですが、二次試験を見据えている場合に選択する資料集です。 ③基本的には問題集や過去問で出題された内容を詳しく調べたり視覚的に知識を覚えたりする用途で使用するのがおすすめです。理解本や問題集を進めていくうえで、理解しづらいことや詳しく知りたいことが出てきたときに参照する副教材として使いましょう。
基礎・標準ランク 演習用問題集
二次試験で使う人は以下のどちらかの問題集を追加
- 『はじめる地理(改訂第2版)』(Z会) 51.5h ※基本はこちら
or
- 『マーク式基礎問題集地理総合,地理探究』(河合出版) 27h ※共通テストを中心に選択式の問題を強化したい場合
基礎・標準ランク演習用問題集ルートまとめ
地理探究の参考書ルート【二次試験セット】
二次試験セット(難関ランク)+12.5h or 65h
共通テストセット 難関・最難関ランク
+
- 問題集:『共通テスト地理B 超重要問題の解き方』〈やや難・難〉(KADOKAWA) 12.5h
↓ - 演習用問題集:『実力をつける地理100題(改訂第3版)』(Z会) 52.5h ※余裕があれば
二次試験セット(難関ランク)ルートまとめ
【所要時間】4.5h ①問題集 ②系統地理編における共通テストで頻出の重要問題がテーマごとに本番と同じ4択形式でやや難・難レベルは全31題掲載されています。豊富な問題量と問題の質の高さ、各選択肢に対して詳細に書かれた解説によって共通テストで高得点が狙える4択の考え方が身につくのはもちろん、二次試験レベルにもつながる地理的思考力を養うことができるため、本書を採用しました。 ③問題は易・やや易・標準・やや難・難の5つのレベルに分かれており、ここでは共通テストの難関ルートでの易・やや易・標準レベルの問題の演習を終え、二次試験のレベルを難関ランクに上げる人が取り組むことを想定しています。また、共通テストの最難関ルートを選択し、本書の全部のレベルの問題を通しですでに演習している人は『実力をつける地理100題(改訂第3版)』にそのまま進みましょう。
【所要時間】52.5h ①問題集 ②厳選されたテーマに対して「基礎力」「実践力」「論述力」の3点を詳細な解説とともに「実際に問題を解きながら身につける」という段階的な方法で問題を構成しています。この3つの力を鍛えることは難関・最難関大の二次試験の入試で高得点を取ることにつながり、地理で高得点を目指す最難関ランクの人は本書の演習をベースに二次試験の対策をするのがよいと考えたため、本書を採用しました。③発展的な内容も問う実践形式の問題集であるため、理解本や他の問題集での演習を通して基礎・標準の知識はもちろん、ある程度の発展知識が定着してから取り組むことが必要です。また、本書は記述問題も含むことから、1冊やりきるのに時間を要してしまうので、レベルで解くべき問題を絞ったり、苦手な分野の問題演習を行うなどして時間をかけずに取り組むのも効果的でしょう。余裕があれば取り組むと記載しましたが、地理の実際の試験での対応力をつけるには1冊を完璧にするより量をこなすことが重要です。理解本や資料集の内容が様々な切り口で問われている問題に触れるためには本書までやり切ることが理想的です。
二次試験セット(最難関ランク)+82.5h(・論述)
共通テストセット 難関・最難関ランク
+
- 資料集読み込み:『新詳資料地理の研究』〈最難関ランク〉(帝国書院) 30h
↓ - メイン問題集:『実力をつける地理100題(改訂第3版)』(Z会) 52.5h ※必ず
※最難関ランクの二次試験では、資料集をしっかり読んでいないと正解できない問題も出題される。確実に高得点を狙う場合、資料集を読む作業を問題集の前に挟む。+必要に応じてオプションの論述対策
最難関ランクまで目指すと、かなり勉強量が多くなる。生徒の初期レベルに応じて簡単なレベルの学習を削るなどして、現実的に地理にかけられる時間数との兼ね合いで参考書を取捨選択する。(例:共通テストセットの問題集を『共通テスト新課程攻略問題集(地理総合・地理探究)』に差し替えるなど。)ただし、いずれの場合も『実力をつける地理100題(改訂第3版)』には初見で4割解けるレベルで臨むこと。
二次試験セット(最難関ランク)ルートまとめ
【所要時間】30h ①資料集 ②難関大を地理で受験する生徒向けの資料集です。難関大の記述・論述問題は用語の高度な背景知識や時事の知識を要求するため、教科書や理解本の内容のみでは不足することがあります。本書は類書と比較して発展的な内容を多く含むため、難関・最難関ランクの資料集として採用しました。③基本的には問題集や過去問で出題された内容を詳しく調べる用途で使用するのがおすすめです。難関大・最難関大を受験する生徒は高難易度の問題集や過去問に取り組む前段階で本書にしっかり目を通しておくことで必要な知識を補強することができます。論述問題の練習として、答え合わせをする前に本書の記述を参考にして解答を修正することも効果的です。
地理探究の参考書ルート【共通テスト対策・オプション教材】
共通テスト対策
- 『共通テスト新課程攻略問題集(地理総合・地理探究)』(教学社) 10.5h
分野別の選択問題をひたすら演習できる。余裕があればこちらをやってから予想問題集へ進む(基礎・標準ランクの場合は既習)。新課程対応。
↓
共通テスト予想問題集
- 『実戦模試地理総合+地理探究(共通テスト2025)』(Z会)
- 『実戦問題集地理総合+地理探究(共通テスト2025)』(駿台文庫)
- 『総合問題集地理総合+地理探究(共通テスト2025)』(河合出版)
オプション教材
- 『納得できる地理論述』(河合出版) 52h
東大・一橋・筑波など論述が二次試験で出題される大学を受験する場合は、セット学習後、過去問の前にこちらを追加する。
- 『地理B統計・データの読み方が面白いほど分かる本(改訂第4版)』(KADOKAWA) 22.5h
統計やデータの分析が苦手な生徒はこちらを追加。
- 『Super Geography地理用語集』(KADOKAWA) 15.5h
主に論述対策として、用語を頭に入れたい人が傍用する。
共通テスト対策・オプション教材ルートまとめ
【所要時間】10.5h ①共通テスト対策問題集 ②センター試験・共通テストの過去問を分野別に解くことができる問題集です。理解本で系統地理・地誌の学習を終えた生徒が本書を解くことで、共通テストの傾向や出題形式を知り、問題を解くのに必要な思考力を身につけることができます。また分野別の出題のため、得意な分野と苦手な分野を把握することに役立ちます。共通テストの過去問演習を始める前に取り組む問題集として優秀であるため、本書を採用しました。 ③共通テストを受験する全生徒におすすめです。基礎・標準ランクの生徒や時間がない生徒は本書を飛ばしても構いません。答え合わせの時には解説にきちんと目を通し、同じ考え方で解くことができていたか、不足していた知識はなかったか確認してください。
【所要時間】22.5h ①問題集 ②共通テスト地理のうち、統計の知識を使って解く問題に特化した問題集です。91のテーマを扱い、それぞれのテーマに関する問題と解説、覚えるべき点を赤字で強調した統計資料が掲載されています。共通テストで頻出の統計問題は系統地理・地誌の知識のみでは対応するのが難しく、また膨大な量の統計資料を片端から暗記することは時間効率が良くありません。そのため問題を解きながら統計の知識を重要なポイントに絞って身につけることのできる本書を採用しました。 ③共通テスト・センター試験の過去問や同レベルのオリジナル問題を扱っているので、本書に取り組む前に系統地理・地誌の基礎・標準レベルの内容がある程度定着している必要があります。共通テスト過去問で統計問題に苦戦している生徒や高得点を狙う生徒、二次試験で統計問題の出題される生徒におすすめです。
【所要時間】15.5h ①用語集 ②教科書太字レベルから最難関私立大レベルまで、幅広いレベルに対応した用語集です。用語集は辞書やインターネットと比較して、調べたい単語の地理の文脈における意味を正確に知ることができます。主に高得点を狙うための論述対策で、地理用語の正確な定義を知っておくためのオプション教材として採用しました。 ③他の教材や過去問でわからない用語と出会った時は本書で意味を確認しましょう。基本用語についてより深く理解したい時に本書を引いてみるのもおすすめです。通読する必要はありません。
◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)の概要
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