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共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!

参考書名
共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本
出版社
KADOKAWA
発売日
2020/7/28
ページ数
448
科目
物理
タイプ
参考書・問題集
レベル
標準ランク
目安時間

こんにちは、アクシブアカデミーです。プロ講師と、東大・早慶をはじめとする難関大生によるアクシブアカデミーの分析チーム「Axiv Lab」による参考書分析です。今回は「共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本 」を解説しています。大学受験用の参考書は、たくさんあって現状の自分の学力や志望校にどれがあっているのか選ぶのが難しいですよね。そんな方へ向けて「共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本」を参考書のレベル、特徴、使い方、勉強法、を解説していきます!

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の基本情報

参考書レベル・難易度

標準ランク

授業で習うか、教科書で読んだ内容から取り掛かっていけるような、標準的な内容の参考書です。キャッチーな見た目にも表れているように、学習の初期段階からがんがん使っていけるほど丁寧な解説です。共通テストの対策や、物理の標準的な内容を網羅的に学ぶのに向いているでしょう。この参考書の作者が考案しているように、何周も繰り返して学習すれば、日東駒専・産近甲龍の大学に挑戦できる実力がつくと考えられます。

共通テストと二次試験を見据えた、学習初期の参考書として使用したり、共通テスト本番前に一周して物理を一通り復習する参考書として使用するのが良いでしょう。また、物理の点数が面白いほどとれる本は標準的な内容の学習を固め、発展的な内容へ進む橋渡しとするのにも良い参考書です。

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の概要

物理の丁寧な解説と、共通テスト形式の練習問題がセットになった参考書です。教科書の内容を簡単におさらいしたあと、数題のチェック問題を解いていくことを繰り返していきます。問題量はそこまで豊富というわけではないのですが、共通テストに頻出の標準的な問題が多く掲載されているので、繰り返し解き続けて基礎を固めるのに良いでしょう。

物理の点数が面白いほどとれる本は、別解も豊富です。例えば、等加速度運動の公式は3つ一気に教えられることが多いのですが、微分と積分を用いれば、運動方程式から3つとも導き出されることに触れています。多方面からの解説があれば、公式の原理原則や難しい問題の理解も楽になります。物理の点数が面白いほどとれる本を通して、別解を探すノウハウも学びましょう。

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本はこんな生徒におすすめ

  • 標準的な演習をしたい生徒
  • 日東駒専・産近甲龍を目指す生徒
  • 一冊で基本を網羅したい生徒

 

物理の点数が面白いほどとれる本は、標準的な内容を固めるのに適した参考書です。教科書の内容を丁寧な解説で簡単におさらいしたあと、チェック問題を数題解くことで、学んだ単元の理解度を測ります。数学などの他教科にも言えることですが、公式などの抽象的な事柄を聞いただけでは理解できない人は多いのではないでしょうか。だからこそ、具体と抽象を行き来することが大切です。公式を学び、その原理原則を理解したらチェック問題を解いて理解度を高めましょう。この参考書なら網羅的に全体を学べるので、効率的に物理の力をつけられます。

この参考書の難易度は標準的なので、授業などで学んだ段階ですぐに取り組めます。問題集に取り組むほどの余裕がないが、問題演習を通して理解を深めたい生徒にはちょうどいい問題量でしょう。逆に言えば、問題集でどんどん経験を積みたい生徒には物足りないということです。

この参考書を使えば、日東駒専産近甲龍あたりの大学を目指せる下地ができるでしょう。問題数を重ねて、発展的な内容にも取り組んでいくことで、より上位の大学も狙えます。

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の特徴

丁寧な解説

解説が丁寧なので、授業のおさらいなどに良いでしょう。また、チェック問題では別解なので、多角的な理解を得られると思われます。生徒が間違えやすい事柄にも多く言及しているので、苦手を割り出しつつ確実につぶしていけるでしょう。

チェック問題で確実に身につく

物理の点数が面白いほどとれる本は、その単元で学ぶことの簡単な解説のあとでチェック問題を解いていくという構成になっています。物理全体に一冊で触れようとする都合上、問題数は乏しいのですが、共通テストでよく出るような、標準的な問題が多いです。基本を固めるのにはとても良い参考書です。

全体を網羅

高校物理で学ぶ単元がすべて入っている一冊です。一冊ですべて学びたいという生徒にはぴったりな参考書です。ただし、この中で解ける問題数には限りがある点には注意です。共通テストに向けて網羅的に復習したい場合などに使いたい参考書です。

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の使い方と注意点

授業で学んだ内容からすぐに取り組んでいける参考書です。わからなかった内容の理解のために使ったり、授業内容を簡単におさらいするといった使い方がよいでしょう。学んだ内容を忘れないよう、定着させる使い方が向いていると思われる参考書なので、試験などの対策に使うには少々物足りないかもしれません。

この参考書は冒頭で、繰り返し使うことで共通テストで8割をとることも夢ではないと銘打っていますが、これに関してはあまり鵜吞みにしない方がいいかもしれません。物理を学ぶうえでのエッセンスは余さず触れている印象を受けますが、掲載している問題数が少ないことがネックです。あくまでも基本を固めるための参考書として位置付けた方がよいでしょう。

また、参考書の題名に0からという文言がありますが、この参考書は独学で初めて物理を学ぼうとする人に向けたものではないことに気を付けてください。授業でならったり、せめて教科書でしっかりとした解説を受けた人が使うことを前提につくられた参考書であることをわかっておいたほうが良いでしょう。解説が丁寧であるとは上記の項目で書きましたが、授業や教科書で一度学んだ人が読んでいるという前提で書かれたような解説であると思われます。定義などを簡単に復習するには良いですが、しっかり復習しようと思った時には、少々漏れが生じる恐れがあります。ぜひ、他の参考書や教科書と併用して学んでください。

繰り返しこの参考書での学習をこなしたら、次の参考書へ移っていきましょう。扱っている内容が基本的な部分なので、発展的な内容に取り組むことや、多くの問題をこなして経験を積むことが大切です。わからないことが生じたら、この参考書に立ち返って復習すると良いでしょう。

共通テスト物理の点数が面白いほどとれる本の分析者コメント

共通テストにむけて学習する参考書としてはとても優れた参考書でしょう。多少の相性はあるでしょうが、授業などで習った箇所の基礎固めにちょうどいいと思われます。ただし二次試験も見据えると心もとないので、これをもとにまずは共通テストレベルの基本を固めるという意識で使うと良いでしょう。(東北大学工学部)

 

「君だけにこっそり教える裏技」などの項目で、単に知識を入れ、共通テスト演習をして答えを確認することで学べるもの以上の内容を知ることができ、二次試験のための勉強にも繋がる部分がある参考書です。共通テストは素早く正確に計算をして答えを出すことが求められますが、チェック問題右上の制限時間に合わせて演習をすることができます。(東京大学理科一類)

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