受験校の決め方について

こんにちわ、東陽町校の小林です。

教室の方では、各生徒が受験校をだいたい決定し始め、

いよいよ受験まであと少しという状況になってきました。

生徒さんにとって受験校選びはとても大切になります。

大学生や短大生はだいたい300万人くらいいるのですが、

1年間で中退する方は8万人くらい。

4年間では32万人。

約1割の人が大学を中退している状況です。

その多くが、勉強に興味関心がなかったという理由です。

参考資料：https://www.jil.go.jp/institute/research/2015/documents/0138.pdf

せっかく良い高校まで行かせて、塾も通わせたのに、

結局大学中退ってなってしまったら、今まで使った費用面でも

辛い・悲しい結果になってしまいますよね。

そういうことがないように、アクシブアカデミーでは、

受験校選びから慎重に行なっており、各生徒に合った

大学を選定しています。

なので、今日は受験校の決め方についてお伝えできたらと思います。

こちらはあくまで一例なので、ご参考程度にしてください。

私が、理系ということもあり、受験校の決め方は理系中心でお話したいと思います。

既にどこの企業に入りたいか明確になっている場合

例えば、ゲーム好きで、将来は『任天堂』に行きたい場合、

就職実績（2017年週間ダイヤモンド調べ）は

1位　同志社大学

2位　慶應義塾大学

3位　東京大学

4位　京都大学

5位　早稲田大学

。

。

。

なので、絶対大学が東京が良いというわけではなければ、

同志社大学を勧めたり、東京が良ければ慶應義塾大学を勧めたりします。

大学がある程度決まれば、後は、大学に資料請求をしてパンフレットを取り寄せてみたり、

オープンキャンパスに行き、大学の雰囲気を見てもらったりして、決めて行くのが良いと思います。

また、以前に受験相談に来られた方は『空港』で働きたいという方でした。

空港のキャビンアテンダント（CA）になりたい場合は、

就職実績的に関西外国語大学が有名ですので、そちらをオススメしたりします。

空港職員とかでしたら、

就職実績（2017年週間ダイヤモンド調べ）は日本航空やANAで前後しますが

早稲田大学、慶應義塾大学、青山学院大学となります。

ここら辺を提案します。

将来ここに就職したいと思っている会社が決まっている生徒に関しては、

就職実績を見て決めると良いです。

大学でやりたいことがだいたい決まっている場合

ざっくり生物学を学びたいとなった場合は、

どういう感じで受験校を決めれば良いかと言うと

まず、生物学が学べる大学をチョイスします。

こちらのサイトでお調べできます

https://axivacademy.shinroshidou.net/

生物学を学びたいとすると、学部的には農学部か理学部になります。

生物は行動学を学びたいのか、バイオ系を学びたいのか細かく分かれています。

ここら辺は、教授によって行動学でも扱っている生物が違ったりするので、

大学がある程度絞れてからパンフレットを取り寄せて、見てみると良いです。

東京で理学部・農学部を調べてみると、

・日本獣医生命科学大学

・慶應義塾大学

・東京都市大学

・中央大学

・早稲田大学

・東邦大学

・帝京大学

・東海大学

・東京理科大学

等があります。

この中から、HP等を見つつ、1個1個吟味して、

ある程度絞れたら、パンフレット請求して、詳しく

どんな研究しているか調べてみると良いです。

まだ高1の段階の場合、国公立か私立かで迷うと思います。

ほとんどの方は、私立で決めてしまっていることもあります。

理系だと、科研費という国からもらえる研究費が私立と比べると、

国公立の方が多いです。

なので、研究機材とかは良いものが揃っていたり、

最新の機械だったりするので、

大学院を視野に入れているなら、国公立が良いです。

ST比というものがあり、学生数から教員の数を割った値で、この値が少ないと、割と手厚く指導してもらえたりします。

こういう値を気にされるのも良いです。

上の例で、生物学を学べる大学は東京だけでもたくさんあります。

ここから受験科目で絞るのも良いです。

例えば、農学部ですと、数学IIIがいらなかったり、数学の代わりに現代文で受けれたりします。

また、生物系の大学ですと、キャンパスが地方のケースがよくあります。

東京理科大学は名前に東京と入っていますが、基礎工学部は1年間は北海道だったりします。

ずっと東京が良い方などは、キャンパスはよく見ておくと良いです。