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スマホゲーム依存症part2

こんにちは!

アクシブアカデミー 東陽町校の及川です!

今回はスマホゲーム依存症についてお話していこうと思います。

スマホゲーム依存症part1の続きとなりますので、まだ読んでいない人はそちらを先にお読みください。

樋口進さんの著書 ”スマホゲーム依存症” を参考にお話します。

 

なぜスマホゲームにハマるのか?

「やり過ぎ」といわれると、なぜカッとするのか?

周囲の人に「スマホゲームに気をとられ過ぎだ」と指摘されたとき、「昨日ちょっとやり過ぎただけ」「大事な話をするときはやっていないから問題ない」などと、本人がムキになっていい張るようなら、それは依存の世界のドアに」手をかけたサインかもしれません。

周囲から見て「度を越えている」という状態にありながら、なおかつ、それを指摘されたときに強く否定する、あるいは急に怒り出したりする。

このような反応は、依存者に特徴的なものです。

そのため依存は「否認の病」とも言われています。

やむなくスマホを取り上げたご家族が、逆上した患者さんと ”バトル” になり、場合によっては暴力をふるわれ、家族が崩壊寸前の状態にまで至ったケースも珍しくありません。

 

「仕事中にスマホゲームはまずい」「誤って線路に落ちれば命の危険がある」というように、本来やってはならない状況で、思わずスマホゲームをプレーしてしまうという状態は、医学的には「依存につながる恐れがある状態」と判断できます。

ここで本人に「今はゲームをやっていい場面じゃないですよね?」と聞けば、おそらく「すみません。その通りですね」という反応が返ってくるのではないでしょうか。

その場合は辞めなくてはいけないとわかっているものの「ついやってしまう状態」といえます。

しかし、「ついやってしまう状態」がエスカレートし、「仕事中もスマホゲームがしたい」「四六時中スマホゲームのことが気になって、スマホをしまえない」というように、衝動や渇望がコントロールできない状態(やめられない状態)になったときには、医学的に「依存である」という診断がなされます。

 

では、なぜスマホゲームをやめることができないのでしょうか。

実は、これは本人の意思の強さとは無関係です。

また、本人が周りの空気を読めないわけでもありません。

依存は、脳と心が関連する精神的な疾患であり、「否認の病」です。

「依存」の状態にまで至った場合は、本人や家族の中での解決は難しく、専門の医療機関での治療が必要になります。

 

「暇つぶし」はすぐに「生活の中心」へ

スマホゲーム依存の特徴的なリスクは、本人が「やり過ぎ」を感じた入り口から、「やり過ぎを否認し始める」までの進行の速さにあります。

ゲームとして非常に良くできている、つまりハマりやすく作られているがゆえに、本人が気づいた時には、「無料の暇つぶし」から「生活の中心」の段階にまで、非常に短期間に達してしまうのです。

「スマホゲームをプレーしていると、『あと1回、あと1回』と思っている間に、気づくと1時間も2時間も過ぎている」という感覚です。

また、スマホゲームの中には、一定の時間を待たなければ無料でプレーを続けることができず、数百円のアイテムを買う(課金する)とゲームを継続できる、といった仕組みもあります。

そこで、「以前は課金が必要になるタイミングでやめられたのに、今は『数百円なら・・・』とすぐに課金して続けてしまう。このままいくとどうなるのか不安で病院に行った」という人もいます。

 

依存の背景にある「現実逃避」

依存の問題を考える際の、最も重要なキーワードの一つは「現実逃避」です。

スマホゲームに限らず、SNSやオンラインゲームなども含めたネット依存のきっかけとして多いのが、「現実逃避」なのです。

これは、アルコール依存やギャンブル依存の人の場合も同じです。

いずれも、ある種のつらさや虚無感などから逃れるための行為(飲酒、ギャンブル、ゲーム)が依存につながっていくと考えられます。

なので、事態を好転させるには、過剰使用の原因、つまり本人が抱えている現実生活の問題に対して耳を傾けることが有効です。

充実していたはずの日常が、あるきっかけで、ストレスに満ちたものに変わってしまう、ということが、少なくありません。

そのようなきっかけに直面したとき、現実を受け入れたくないという思いから、それまで嗜む程度だったスマホゲームに、ある日突然没頭し始める、という傾向も見られます。

 

自分自身がスマホゲームをやり過ぎていると自覚している方は、日々の生活の中で、強いストレスを感じていないか、感じている場合にはその原因が何であるのかについて、一度じっくり考えてみましょう。

もちろん、ストレスを引き起こす原因を特定することは簡単ではありませんし、必ずしも原因が一つであるとは限りません。

また、うまく原因を特定できたとしても、それが仕事や家族関係など、生活の根幹に関わるものである場合には、外科手術のようにバッサリ取り除くわけにもいきません。

しかし、現実逃避の原因に対する自覚がなされないまま、スマホゲームとの付き合い方だけを見直そうとしても、症状がなかなか改善されないのも事実です。

何がきっかけでスマホゲームにハマるようになったのか。

その原因を探り、スマホゲームとの付き合い方を見直していくこと。

スマホゲーム依存を改善していくにはこの両輪をうまく回していくことが大切になります。

 

依存しやすい人、しにくい人

ゲーム依存になりやすい人
  • ゲーム時間が長い
  • ゲームにまつわる問題が多い
  • ゲームを肯定する傾向が強い
  • 男性である
  • 母子・父子家庭である
  • 友人がいない(少ない)
  • 衝動性が高い

 

ゲーム依存になりにくい人
  • 社会的能力が高い
  • 自己評価が高い
  • 行動の自己コントロールがうまくできている
  • 学校(会社)でうまく溶け込んでいる
  • 学校(会社)が楽しいと感じる

 

スマホゲームの特徴

いかがでしたでしょうか?

今回はスマホゲームにハマる理由、ハマり始めた傾向をお伝えしました。

次回 ”スマホゲーム依存症part3” では「スマホゲームの特徴」についてお話していきます。

 

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