こんにちは！

アクシブアカデミー 東陽町校の渡部です！

今回は文系学部の数学受験についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください！

はじめに

誰しもが必ず、

好きな科目、嫌いな科目、得意な科目、苦手な科目

があると思います。

受験戦略的に、これらを分析・考慮して受験科目を選択するのはよくある事です。

そこからその科目で受けれる大学と学部を探し、決定するわけです。

そういった大学の選び方をする方の中で、

数学が好き　or　数学が得意　＋　理科が嫌い　or　理科が苦手

という方にオススメの受験方法があります！

それは、

社会科目（多いのは日本史・世界史）の代わりに、文系数学（数学ⅠA・数学ⅡB）を使用する

という受験方法です。

数学を選択するメリット

まず一つ目のメリットは

高度な数学力が必要とされる大学が少ない

という点です。

同じ数学ⅠAと数学ⅡBという出題範囲でも、同じ大学の理系学部で出題される数学と文系学部で出題される数学とでは問題の難易度が違います。

理系学部で出題される問題の方が確実に難しいです。つまり文系数学で必要とされる数学の学力は極端に高いものではないということになります。

メリットの2点目は

暗記量が減る

ということがあります。

もちろん公式の暗記や計算過程のある程度の暗記等々、覚えなければならないものももちろんありますが、社会科目（日本史、世界史など）に比べたら圧倒的に少なく済みます。

暗記が苦手な人にはとてもオススメです。

逆に高度な文系数学が求められる例

高度な文系数学が求められる大学の受験では、数学が得意な人が周りの受験生より大きなアドバンテージを得ることができる可能性を秘めています。

その理由をハイレベルな文系数学が出題される、早稲田大学の商学部と社会科学部を例に上げて解説していきます。

以下の各科目の配点とそれに対する受験者平均点をご覧ください。

早稲田大学　商学部（2020年）

早稲田大学　社会科学部（2020年）

参考文献：https://sodai.kawai-juku.ac.jp/exam/average.php

赤字の部分をご覧ください！

これをご覧になって何を感じましたでしょうか？

おそらく、

数学の受験者平均点が社会科目よりも圧倒的に低い

ことが見て取れたと思います。

この各科目のバラバラな平均点から公平な比較をするために大学側では点数の標準化というものが行われます。

つまり以上が意味するのは、

社会の1点よりも数学の1点の方が何倍もの価値がある

ということになります。

社会で30点取るよりも数学で30点取る方が大学側が高い評価してくれるわけです。

上手く武器として使えば英語や国語の苦手をカバーできるほどの得点源になるので

「数学ⅠA・ⅡBが得意！好き！」

という方はぜひ志望校の選定の際に役立てていただければ幸いです。

最後に

いかがでしたでしょうか？

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